トップページ
>
安全の取り組み

 

 イベント・コミュニケーションズ 安全の取り組み

はじめに

 

国際的なスボーツイベントから音楽、食のイベント、地域のお祭りまで、日本各地で数多くのイベントが開催されています。

一度に多くの人の集まるイベント会場にはさまざまな危険が存在し、その規模も大きくなります。
集団による雑踏事故や熱中症。露店爆発事故、遊具の事故などニュースになることも多く、その都度、主催者の責任が問われ対策が求められる。
 

 一方「きつくて大変」というイメージの強いイベント業界では人材確保に苦労しているが、人手不足は現場の負担増となり事故が発生しやすくなるほか、設営時の小さなミスはイベント参加者の危険にもつながりかねません。
そこで「安心・安全なイペント」を運営するためにイベント・コミュニケーションズの取り組みについて、ご紹介いたします。

 

 

No,1 安全委員会の設置

 

 

 


 

 

 

空気を入れて膨らませる遊具「フワフワ」が風で横転し子供が怪我をしたなど、対策を講じていれば防げたはずのイベントの事故が毎年必ず起こる。

短期間で設営することが求められるイベント会場の設営現場では「安全に対する考え方が建設業と比べると遅れていて、いまだに半袖半ズボン、ビーチサンダルという格好のスタッフもいたりする業界。設営中の事故も何度も目の前で起こり、イベント来場者の安全のためにもまずは現場をどうにかしないと」との想いから、約7年前に社内の各部署から構成される「安全衛生委員会」を設置いたしました。


 安全衛生委員会は、安全衛生法や道路交通法、消防法、警備業法など業務に関わる法律に基づいた現場でのヘルメットや手袋着用、夏場の水分補給をすることなどを定めたルールにプラスし、勤務中の運転事故の原因を調べて喫煙が関係していることがわかると「運転中禁煙」をルールに盛り込んだりしながら独自の安全に対する社内ルールを策定し展開をしております。

設営中や開催中のあらゆる事故発生に対して直ちに原因を検証してルールの見直しを行い、全社員への安全教育の徹底を図ることで社員の安仝を確保し、さらに来場者の安全確保につなげるセクションとして日々活動しております。

 

 

 

 

No,2 具体的な取り組み
 

 

安仝衛生委員会では、例えば「フワフワ」の転倒事故に対してはあらゆる角度から検証して独自ルールを定めました。遊具のサイズに応じた最高風速を決めた風速計をつけ、さらにその速度を超えた場合にはアラームが鳴るようにする、そして遊具の電源が切れて倒れるケースもあるため電源が落ちたときにはブザーがなる器具を遊具と電源の間に設置するなど、対策を講じております。音で知らせる機材の設営には手間も費用もかかるものの、安全を一番に考えると外せません。

 しかし、いかに安全策を講じても事故が起こらないという保証はありません。そこで、同社ではさまざまなイベント開催におけるリスクに対応する独自のイベント保険に加入。主催者側の落ち度で参加者が怪我をした場合や施設に損傷を与えた場合などには10億円までカバーする賠償責任保険で、いざというときに備えております。(http://www.eventcom.jp/safety.html#anzenanshin

 そして「何よりも現場の声を大切にし、足りないものがあれば組み合わせて作る」ことで、慟く人の環境整備にも力を入れております。人材不足や労働環境の改善を目的に、最近では可動式のイベント運営管理システム「ウォッチマン」(http://www.eventcom.jp/watchman.html)を制作し駐車場や会場内に置き、管理室やスタッフの持つ端末で随時映像を確認することができるため、リアルタイムな情報把握により適正な人材配置や事故等の未然防止が可能となると考えます。私たちはこのような活動に取り込んでおります。

 

 

 

 

No,3 安全管理の徹底のための講習受講や資格取得

 

 

多くの人の参加するイベントでは事故以外でも病人やけが人が発生する場合もあります。そこで同社のイベントスタッフは「上級救命講習」を毎年受講し、イベント開催時にはAEDと講習を受けたスタッフを適所に配置してアクシデントに対応いたします。ほかにも日本イベント産業振興協会認定のイベント業務管理士や防火管理者、食品衛生責任者。会場設営・撤去に関してもフォークリフト、小型移動式クレーンなどの資格を有したスタッフを揃え、幅広く安全管理の徹底を行っております。

 

 

 

 

No,4 イベントで地域を活性化させたい

 

 

 

 

 

 

 

弊社、代表取締役の出身地である地元を活性化させたい、という想いから木更津でイベント会社を立ち上げました。
 

労働人口の流出や高齢化などの問題を抱える地域では、お祭りや花火大会、市民スポーツ大会などがコミュニケーションツールとして有効な手段であることから、地元密着のイベントを多く手掛けてきました。千葉、神奈川、東京に加え、茨城にも拠点を構えて、それぞれの地域に根ざしたイベント展開を行うとともに、静岡県にある「富士スピードウェイ」と連携し、常設の恐竜模型テーマパーク「富士ジュラシックウェイ」の開設をいたしました。


弊社ではテーマパークも地域活性化の一つのツール。既存のさまざまな施設が変革を求められる中、コト消費の潮流に乗り複合施設の一部としてテーマパークの展開をすることで、新たな地域活性化のための起爆剤になるのではと考えます。観光立県という視点からもその地域ならではの農業や物産のテーマパークがあっても面白いと考えております。

 

イベント事業で培ったノウハウを生かしながら、今後はレジャー施設の運営にも積極的に乗り出す方針です。

           ※ ※ ※


イベント・コミュニケーションズは非日常空間であるイベントやテーマパーク。事故が起こらないようにすること、そして起こった事故に対してきちんと検証し対策をとり続ける姿勢を貫いてまいります。

 

 

 

次回より、取組みでご紹介させていただいた、「第9回上総いちはら国府祭り」において念願であった花火打上げまでの道のりを掲載させていただきます。 

このページの先頭へ